2012/04/04

プロ化しない

このところ、試作品のブラジャーに埋もれている。
目指すのはブラジャーではなく、ブラトップなのであるが、到達点がなかなか見えない。
一日家にいられる専業主婦ならよかった。しかし、そんな贅沢は言っていられない。

この4月の介護報酬改定で、訪問介護で私が受け取る報酬が激減しそうだ。冷静に計算してみると、間違いなく減っていた。
こんなことでは、介護職従事者が増えるとは思えない。
こんなことがあっても離職しない、「介護のプロ」を増やしたいというのが、制度の意向なのかと。
しかし、私は誰に煽られても、福祉や介護の方面で国家資格を目指す気はない。

私がはじめて介護に携わったのは9年前。
利用者は障がい者運動バリバリこってりの、重度障がいの方だった。…思い出す、寒い寒い真冬に厚労省前で、自立支援法反対の座り込みをする時の介護者が、私に割り当てられるのではないかと、ヤキモキ冷や冷や、祈る思いで「その時は私は外して下さい…」と、幸いその時は私の当番にはならなかった。
他にも色々とエピソードは尽きないが、介護に携わるにあたり、初っ端からその方の洗礼を受けたお陰で、私自身、福祉や介護の方面で「プロ化」することに抵抗がある。

というのも、その方が「プロの介護者」というのをひどく嫌っていたのである。
その方が関わった経験豊かな介護のプロは、どうも利用者の意思を誘導したり、説教したり、昔ながらの偏見に満ちていたりということが多かったのか、「押しつけがましい」「頭が固い」と。
プロ並みの技術が身につくことの「プロ化」ではなく、経験を重ねたことで、意識や心持ちが「プロ化」してしまうと、なんだか人間として救いようがない、ということである。

そして、そもそも私は机に向かって勉強するのが苦手である。資格を取る勉強をするには、明確な目的がないと無理だ。私の場合、資格を取る目的が無い。

しかし、その方面で先端の動向や情報を収集するには、ミシン作業をしながらラジオを聴くといい。
NHK第二や放送大学あたりを、最近はブラの研究をしながら聴いている。