2012/05/14

「東北コットンプロジェクト」が胸熱な件

前回

先頃の二つめのお題「東北コットンプロジェクト」について。
実は私、昨年Twitterでこの取組みについて知った時、バカじゃなかろうかと、正直思ったのである。



元は津波による塩害から農地を復活させるために、塩害に強い綿花の種を蒔こうじゃないか、ということで、土地が元に戻れば稲作に戻るようなつもりでおっ始めたところ、現在は「長期的に産地にしたい」「不退転の決意」と、アツい取組みになっているという。

現在は震災復興にプライオリティを上げてやっているものの、ゆくゆくは循環型ビジネスを目指すのだと。
除草剤が無いと現実的に難しく、オーガニックはすぐには無理なので、農薬の実験や試験栽培を実施するとのこと。
綿花が日本で農業として成り立つかのテストは、今年が正念場らしい。

課題は山積しているものの、まったく勝算が無いわけではないようだ。初年の昨年は収穫量は僅かだったが、中繊維で世界ランクでも高品質な部類の綿が収穫できたそうだ。

しかし冷静に考えて、この取組みが成功したなら、東北のみならず、塩害の土地の世界的な試金石となり、しかもこの高緯度で高品質の綿花の収穫が可能なまでに技術の粋を極めたとすると、歴史的にもの凄いことで、まるで奇跡であり、さらにそれが次世代へと継承される、文字通り「日本の宝」になる、という可能性を秘めている。

驚くべきことに、日本が資源を海外に輸出する国になるという。
だから、海外のラグジュアリーブランドも、この「東北コットンプロジェクト」を見守っているらしい。
奇跡は起きるのか、さあ、どうなんだ。

この私も、この度話を直接聞いて胸熱。
7月には除草ボランティアに参加したいと思う。
ちなみに、昨年収穫された綿花の放射能測定結果は、現状無問題で、逐一測定して情報公開するとのこと。「東北コットンプロジェクト」のHPで公開されている。